組織行動診断士は、BBA(組織行動診断)の結果と財務指標との相関関係を見ていくことがあります。
企業の財務諸表(Finabcial statments)は、企業が利害関係者に対して一定期間の経営成績や財務状態を明らかにするため複式簿記に基づき作成する書類で、一般的には「決算書」とよばれます。

組織行動診断士はただ単に「決算書」を読み解き、BBAとの相関関係を見ていくだけではありません。
企業にとって、最終的には「企業価値の最大化」という究極的な到達点を目指すための定量的評価方法として、「経営財務」の知識が必要といわれます。組織行動診断士としても、この経営財務の知識から企業の成長性や企業価値算定などと組み合わせた組織の諸問題や相関関係などを分析することが問われます。

そこで今回は、資格試験対策として経営財務の基礎部分に触れていきます。

Finance

ファイナンス(Finance)は、企業の経営という面から見た場合、大きく二つの分野に関係します。

1. インベストメント = 投資
2. コーポレート・ファイナンス = 企業財務

この二つの分野は密接なつながりがあります。

企業価値

企業価値を算定するためには、まず、フリーキャッシュフロー(FCF)の要素を確定します。
この要素は3つに分かれます。

1. 売上額
2. 営業費用・税金
3. 必要投資額

もう一つ、過重平均資本コスト(WACC)を見ていきます。これは簡単にいえば企業が資本調達するために要するコストです。資金調達する方法として、負債による調達だけでなく、株主資本による調達があり、その組み合わせこそが加重平均資本コストとなります。

1. 資金調達の組み合わせ
2. 利子
3. 企業リスク
4. マーケットリスク

試験対応練習問題

FCFの要素について、次の文章の中で誤っているのはどれか。

A : 売上額は、顧客ニーズやマーケット動向を捉えた商品やサービスを提供することによって伸ばすことが可能であり、キャッシュフローを増大することに繋がる。

B : 工場、設備、ITなどへの投資額は、キャッシュフローを減らす要因になる。

C : 営業費用と税金を加算した額を利益から差し引くことによって、税引後利益となり、さらに必要な設備投資等のコストを引いた額が、株主に還元できる原資となる。

D : 従業員の給与や仕入先等の支払いを行ったあとの利益から、営業コストや税金等を差し引いた金額はFCFの要素の一つなる。

E : 売上高が上がることにより、キャッシュフローが増大したとしても、売上高増加にともなうコストがそれ以上に増加することで、キャッシュフロー的にはマイナス方向に繋がることもある。

解答 : C

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