蒼井凜花コラム~「成功する女性になる」これからの働き方とは~第5回

 はた楽サロンをご愛読の皆さま、こんにちは。
 官能作家・コラムニストの蒼井凜花です。「成功する女性になる」連載第5回目は、「女同士の嫉妬にどう対処するか、立ち居振る舞いのコツ」をお伝えしたいと思います。

「女の敵は女」とはよく言ったものですが、皆さんの中にも、あからさまな嫉妬の感情をぶつけられ、不快な経験をされた方は多いのではないでしょうか。自分よりも恵まれた相手に嫉妬し、横やりを入れ、幸せを奪い取ろうとするのは、女の嫌な部分のひとつです。
 私自身、作家業の前はCA、モデル、クラブママという「女の社会」で過ごした経験が長いため、良くも悪くも女の嫉妬に振り回されてきた者の一人です。もちろん、私自身も知らず知らずのうちに他者を傷つけてきたかもしれません。自戒の意味をこめてお話させて頂きます。
 さて、どの世界でも嫉妬とやっかみは存在しましたが、お金と人気が絡む夜のクラブでは、「男性客に選ばれるという相対評価の中で生きている」ため、大変に根深いものがありました。女にありがちな、「他者と比べる」「他者に嫉妬する」は、時代が変わってきたとはいえ、いまだ伝統的に残る「選ばれる側の性」であることに由来するのです。
 男性も他者と自分を比較しますが、女性が「選ばれるのが自分か、他人か」であるのに対して、男性は「社会において、自分はどの辺りのポジションにいるか」というものが多いと感じます。ただ、政治などの閉鎖的な分野では、イスとりゲームさながらに権力の奪い合いが起こり、女性同様にどす黒い嫉妬の現象が渦巻いているようです。

 攻撃してくる相手への対処法ですが、私は以下のことを心がけました。
・まずは仕事(売り上げ)で結果を残す。
・他者の悪意に引きずられず、スルーする能力をつける。
・一方で、「自分はそういう風に見られているんだ」と、日ごろの言動に注意する。
・嫌な相手にも声を荒立てず、挨拶と仕事上の連絡事項はきっちり伝える。
・悩みを打ち明けるのは「別フィールド」で「口の堅い」人物と決める。

 仕事で実績を残すのは言うまでもありませんが、例えイヤミを言われた場合でも、にっこり笑ってスルーしましょう。感情的になった時点で、相手は負けを公言しているようなもの。乱暴な言い方になりますが、負け犬ほどうるさく吠えるものです。
 相手の言動に心を乱すことはエネルギーの無駄と考え、今やるべき目の前のことに集中する――簡単なことではありませんが、気持ちを切り替えるのも訓練次第で習慣化できます。
 気分転換の一例として、屋外に行って思い切り深呼吸するのもいいし、胸を大きく広げる「パワーポーズ」を取るのもお勧めです。また、YOUTUBEで可愛い動物の動画を見るのもいいですね。自分が「可愛い」と思うものを目にすると、「オキシトシン」という癒しホルモンが分泌され、人を幸福感で満たす作用があると言われています。
 クラブ時代の私の気分転換法――と言いますか、避難場所は、店の非常階段でした。六本木ヒルズが隣にそびえるビルの5階の非常階段からは、煌めく夜景と赤く灯る東京タワーがとても美しく見え、心がすさんだ時など、どれほど励まされたかわかりません。

 また、本音を吐露できる相手や、物事を公平に判断し改善案をくれる相談者を見つけておくのも重要です。味方となってくれる人が一人いるだけでも、ずいぶん心強いですよね。ただ、私が同じクラブのチーママやホステスに対して、深刻な悩みを打ち明けることはほとんどありませんでした。裏切りや寝返りが日常的に起こり得る夜の世界では、ふとこぼした悩みが、貴重な情報源となって、いざと言う時の攻撃材料になるからです。  
 相談相手は、決して裏切らない家族、もしくは店とは無関係の口の堅いスナックのママでした。それは作家になった今も変わりません。「すべては自己責任」というマイルールを作り、いい距離感で人と付き合うようにしています。

 そしてよく言われていますように、嫉妬をはじめとする負の感情をまき散らす人の多くが「心に傷を負っている人」です。たとえ仕事が充実して経済的に不自由がなくとも、精神的に満たされていなかったり、家族関係に悩みを抱えていたり、過去のトラウマを引きずっているなど、常に心に闇を抱えている人が大半です。
 悪意に引きずられないよう慎重に対応すると同時に、「相手にも様々な事情がある」ことを理解する気持ちも持ちたいものです。

 さて、攻撃されにくい、軽くあしらわれないコツを提案します。
 見た目なら、
・洋服はシンプル&シック(モテ色のパステル系は封印して、色はネイビー、グレー、白、ベージュなどのベーシックカラーできりっと)
・髪は後頭部をふっくら盛る。(ぺちゃんこな後頭部をふっくら盛ると、気品と高級感にあふれ、知的な印象を与えます。この効果は絶大で、CA間でもクレームを言われにくい髪型と言われています)
 次に態度です。
・アイコンタクトをしっかり(相手としっかり目を合わせることは、自信の表れにつながります。伏し目がちでいると、「格下の人間」と舐められてしまうのです)
・おどおどしない(猫背で視点が定まらず、おどおどした人は、相手からの信頼も失い、攻撃対象になるばかりか、重要な仕事も任せてもらえません。視線を上げて、胸を張りましょう。前述しましたが、胸を大きく広げる「パワーポーズ」という姿勢は、霊長類も力を示したい時にとるものです。相手に軽んじられないばかりか、自分自身もポジティブになれるポーズです)
・皮肉やパワハラにはニッコリ笑ってチクリ
これは一例ですが、ニッコリ、もしくは苦笑しつつ、
「もう、○○さんのそういう言い方が嫌~い」
「その言葉って、結構傷つくんですよね」
「次、それを言ったらレッドカード!」
 などと、ジョーク交じりで釘を刺しましょう。「気が弱い」「言いたいことが言えない」というレッテルを貼られてしまうと、周囲は舐めてかかります。相手には取るに足らない言葉でも、こちらにとっては「地雷」であることをしっかり伝えるのです。
 ちなみに上のセリフは、男性のセクハラ対策にも効果的です。

 以上、女性の嫉妬から身を守り、立ち居振る舞いのコツを提案させて頂きました。
 巻きこまれない強さを持つと同時に、相手にやんわり伝える、そして「攻撃してくる人ほど、大きな傷を負っている」と認識して、余裕ある対応を心がけたいものですね。

第6回:「未来に求められるリーダー」へ

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