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佐々木 修一
はた楽サロン 編集員
北海道札幌市出身 単身東京の製造会社へ就職し、後にバブル景気後期からマスコミ業界に転身。某大手広告代理店での在籍期間も含め、営業職として、マスコミ業界に22年身を置き、テレビ・ラジオ・雑誌・クリエイティブ他、クライアントから様々な要望を受け、曜日、時間関係なく、仕事に努める。当時を振り返り、現在の働き方を提案。
私が就職した時は、まだバブル景気の始まりで、普通に働いていても困らない生活水準だったかと思いますが、より働けばより良い思いが出来る!なんて時代でした。
初めての社会人として、大手財閥系の製造会社に勤務していましたが、そこで、永く勤めあげれば将来不安がない。と想いを誰もが描いていました。後にバブル崩壊やリーマンショック。海外での格安製造により、日本の製造会社が危機的状況になり、大手に入社したから安泰という図式はなくなってしまいました。(その前に転職しましたが・・・・)
マスコミ業界に転身した時は、まだ電話とファックスが主流で、人間ありき。パソコンや携帯電話もなく、もちろん土曜出勤も月1~2回はありました。
マスコミは情報が命。その為、朝早く出勤し新聞等の情報をスクラップして、上司が出社したら提出し、その日の新規探しのネタにしていました。また、競合に勝つにはスピード勝負でしたので、当然深夜までの作業がつづくのは当たり前で、お客様との作業も当日打合せで、「明日までね」と言う事もありましたので、そこからスタッフ集めて、打合せして、そこから作業です。
若手は全ての雑用もこなさなくてはならないので、深夜または徹夜作業もありました。それでも、仕事終わりに毎日上司、同僚、お客様、メディア、クリエイティブの方々と飲みに行き、仕事を含むバカ話ばかりしていました。
この様な方法で関係者との絆が出来ていったと思います。ま、自分が楽しみたい。と言う輩が多いのがマスコミ業界かと思いますが、昨今ではナンセンスな手法かもしれませんね。現代はパソコンやスマートフォンの普及で、インフラがとても便利になりました。
当時、「なぜ?持ち歩ける電話ないんだよ!」と思っていましたが、出来てしまえば、日々追いかけられる様な社会になり、気が抜けない方々も多く、ストレスがたまりやすい社会になっているかと思います。(通知音が怖い!)ある日、友人にヘッドハンティングの話が来ていた際、相談受けた事があります。
友人は部長職でしたので「会社・部の責任」「お客様への責任」等悩んでいましたが、時の政権では、首相が短期間で数人変っていましたので、「日本の首相も辞任するのだから、一個人の退職&転職なんて当たり前だし、当然では?」「自分が幸せに思えるのなら、辞めても良いのでは?」と話した所、すぐに転職してしまいましたが、とても幸せそうです。ストレスを抱え自分を追い詰める前に、客観的にみて自分には何が合っているのか?
そんな気づきが発見できる内容を発信し、皆様のストレス緩和につながれば幸いです。