今月の顔 ~久保 明~

久保 明

医療法人財団百葉の会 銀座医院 院長補佐・抗加齢センター長
常葉大学健康科学部 教授
東海大学医学部医学科 客員教授
厚生労働省 薬事・食品衛生審議会専門委員
新潟薬科大学客員教授   内分泌・糖尿病専門医
日本抗加齢医学会評議員  日本総合健診学会審議員
日本臨床栄養協会理事

テレビや雑誌等でも活躍されている久保明医学博士にストレスに関連する話を伺った。
久保先生は、人の老化度を科学的に測るエイジングドックを開発し、銀座医院にて「プレミアムドック」を立ち上げている。結果に基づいた運動・栄養・点滴療法などを実践しているのは、一貫して予防医療とアンチエイジング医学に取り組んできた久保先生ならではの手法といえる。
そんな久保先生が医院内、また自身のストレス対策などを含めた話をして頂いた。

銀座医院内でのストレス対策について

まずは、実際に診療を行う銀座医院でのストレス対策についてお聞きした。
「院長が産業医も兼務していますから、産業医の活動の一環として個人面談をしたりしてストレス対策をしています」ということで、さすがに久保医師のお膝元らしく、対策そのものは、一般企業の目からすれば羨ましいような状況だった。

久保先生自身のストレス対策について

サプリメントやスポーツ医学の世界最先端の情報と実践を駆使した講演も行う久保先生らしく、真っ先に自身のストレス対策として出てきたのは「運動」だった。
「ストレス解消方法としては、一番は運動ですね」
具体的にはジムに行かれているということで、どのくらいの頻度かをお聞きすると、多いときは週に4~5回、少ないときでも週2~3回は行っているとのことだった。
「基本的に朝ですが、少しだけでもジムに行ったりしています。僕らの年代になると、記録を狙うとか、ゲームに勝つとかというよりも、コンディショニングとか仕事のクオリティを上げるための運動という側面が強いといえますね。ですから、10分以上やらないこともあるし、時間で切り上げたりすることもあります」

予防医療という観点からストレスについて言及

久保先生といえば抗加齢医学の第一人者としても知られる。
抗加齢とはアンチエイジングのことで、従来の医学が対象としていた「病気の治療」ではなく、「健康な人のさらなる健康」へ向かうための指導をする医療を意味する。いわば未来へ向かってのプラスの医療であり、究極の予防医学ともいわれる。
労働安全衛生法の改正により義務化されたストレスチェックも、いわば予防医療的な側面を持っている。ストレスにより「こころ」だけでなく「からだ」にも大きな影響が出てくることから、予防医療としての役割もあるといえる。
そんなストレスと疾病についても久保先生に語って頂いた。
「70年代からいわれていることですが、ストレスというのは心筋梗塞の1つのリスクファクターです。ずっと言われていることですが、重要なのは、それに対して、どのようなストレスマネジメントが良いかということです」
このストレスマネジメントについては、具体例とともにあまり知られていない話にも触れた。
「例えばメディケーションとか、ヨガとか、そういったものの医学的論文も多く出ています。ところがなかなか知られていないのが実情です」
「このようなアプローチでも効果が確認されていると、完全に断言はできないものの、この分野の研究は進んでいます。このことは十分に認識しなければいけないことだといえます」
このような大きな括りの話から、今度はストレスからくる睡眠障害の問題点を指摘された。
「睡眠障害によって糖尿の状態が悪くなるというのは、原因として間違いないでしょう」
このようにストレスを発端とした糖尿病と同じように、ストレスを原因として付随する身体的状況により、またさらにそれがリスクを広めていくという状況について語って頂いた。

ストレスだけが問題ではない

久保先生はストレスと疾病について、最後に以下のように付け加えた。
「ただ、日本人はエキセントリックな情報が好きなので、極端にいってしまうと、

(病気は)ストレスだけで起こるのか? 

という話にもなります。
ストレスがあくまで一つの大きなリスクファクターであるが、それだけではありません」
ストレス対策というのは健康管理の中の一部であることを十分にわれわれも認識しないといけない。

最後に

久保先生は「高輪メディカルクリニック」を設立し、16年間院長を務めていた。他のクリニックとは異なる要素も多くあり、それは現在の銀座医院でも共通する部分があるのか、最後にうかがってみた。
「実はあまり公言していないのですが、銀座医院では栄養のカウンセリングに加え、マッサージもやっています」
このことから、ストレスと関連した話を展開して頂いた。
「そこで、ストレスを減らす方法論として、自分で何かをやる、例えば運動とかヨガとか、という方法とともに、他者にやってもらう、例えば催眠療法とかマッサージとか、というように分けてみると良いかもしれません。自分で努力してストレス・リダクションする方法と、他人の手を借りて行うストレス・リダクションという、2つの方法があると思えば、頑張らなくてもすむ余地ができるのではないでしょうか」

NEWトリッション~超高齢社会における臨床栄養学の展開~

また久保明先生は、日本臨床栄養学協会の会長という顔をもっている。
第39回日本臨床栄養学会総会・第38回日本臨床栄養協会 /
第15回大連合大会が2017年10月13日(金)~15日(日)に、幕張メッセにて開催される。
詳細についいては専用ページで確認を → NEWトリッション~超高齢社会における臨床栄養学の展開~

 

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