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深尾 典子
海外通販サイト・バイヤー / 元採用コンサルティング会社勤務
岐阜県岐阜市出身。現在、ドイツ(フランクフルト)在住。
大学卒業後、2010~2016年まで採用コンサルティング会社に勤務。
中途求人広告領域にて、採用課題を抱えている企業、延べ2,000社から相談を頂き担当。求人出稿の為のディレクション、記事運営から、企業の採用戦略(競合分析、ターゲット設定、面接フローの構築など)まで、幅広く着手。2015年に事業部過去ギネスを更新。
2016年より同事業部で顧客集客のマーケティング部署を立ち上げ、顧客集客の最適化を図る為、集客サイトやface bookページの制作・運用を担当。
2017年4月より旦那の転勤でドイツ(フランクフルト)に在住。
現在は、海外通販サイトのバイヤーとしてフリーで活動しつつ、趣味のビリヤードに没頭する日々を過ごす。
Guten tag!!!
ドイツのフランクフルトに在住の、元人材系広告マンです。
現在は、バイヤーとしてフリーで気ままに活動している日々を過ごしています!
人材×海外×フリーランスについて、日本の皆様に何かしらお届けできればと思い日々更新させて頂きます!世界から見た日本人のランキングについて
「今の仕事にやりがいを感じていないランキングNo.1」
「世界で一番仕事が嫌いな国民ランキングNo.1」
「有給消化率世界ワーストワン」
「自分の与えられた有給日数を知らない国ランキングNo.1」
など、働いている人なら一度は耳にしたことのあるこの不名誉なワード。
加えて、仕事満足度も年々下降気味にある昨今。一体、何故この様な不名誉ランキングが並んでしまったのでしょうか。
それは、日本人の性格が反映されているものだと思います。
日本人と外国人との転職理由を比較したところ、
海外での転職理由は「賃金への不満」「勤務地や労働条件への不満」が最も上位にランクインするのに対して、日本での転職理由は「仕事内容への不満」「人間関係」が上位にランクインする傾向にある。
加えて、特徴的なのは「結婚・出産・育児・介護」「自分の怪我や病気」等、諸外国では殆ど挙がらない理由もあるのも特徴的。諸外国での働き方は、「労働契約がストレートで明確、そこに記載していない事以外はやらなくて良い」「他人の職務範囲位を侵してはならない」「接客マナーを強制しない」など、労働場に様々なタブーが存在する。
例えば、レストランで店員を呼んでもなかなか来てもらえなかったり、チップを出さないお客には雑な対応だったりするのは、接客サービルがタダでは無い認識を持っているから。
また、会社で清掃員を雇っているにも関わらず自分でゴミを出しに行こうとすると業務進行妨害になり訴訟問題に発展するケースもあったり。
自分が事前に納得した事項のみを遂行している。一方で日本は、レストランでの店員の態度は世界トップレベルで、事前研修にも挨拶や笑顔の練習があったり。
朝は早めに出社し、オフィス周りの掃除や、朝礼、勉強会を実施している企業も多く見かける。日本人の性格として、
①「つまらないものですが…」「私なんてそれほどでも」と謙遜的。
悪くいうと自虐的て自分を卑下しすぎる。
(※因みにこれを迎合行動と言い、幼少期の時に愛情が不足している事が原因だそうです。確かに、海外だと親が子供にいつもキスをしていたり、カップルが電車内や公園等の公共の場でもイチャイチャしている事がよくありますよね。愛情表現がストレートだからこそ、受け手側も分かりやすく愛情を感じられるのでしょうね)②「周囲の人の気持を考えて協調性を持って行動する」
悪く言うと、みんなと同じが安心、議論が苦手。
これは、自分自身も過去に当てはまる事が多く耳がとても痛いです…。
(過去職場で、趣味に費やす時間を増やしたい旨を相談したところ、早めの退社を快く受け入れて下さいました。しかしながら、他のメンバーは終礼・勉強会…等、私よりも退社する時間は必然的に2時間程遅く。いつも、まだ皆席にいる時間に一人だけ退社するのは、ありがたいと思う気持ちよりも、罪悪感の方がどうしても強く残ってしまっていました)改めて日本人の転職理由を見てみると、
「仕事内容への不満」「人間関係」
周囲との口論が嫌、他人に遠慮し、本来の自分のやりたい事がはっきりと伝えられていない。
「結婚・出産・育児・介護」「自分の怪我や病気」
これは、丁度当たり障りのない理由、もしくは会社に安心材料が整備されていない。日本人の他人を思いやる美徳の精神が、実は自分の首を締めているように感じられます。
人生の多くの時間を費やす仕事だからこそ、是非楽しんで行きたいものですね!