アドビ システムズ 株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：ジェームズ マクリディ）は、中小企業・小規模企業の判子慣習の実態を探るため、経営者を対象に行った判子の利用実態調査の結果を発表した。(プレスリリース）
この調査は、従業員300名以下の企業に勤める全国の経営者・役員、計500名を対象にインターネットで行った。

あなたのの会社では取引先と契約を結ぶ際、どのような手法をとていますか。
過去1年間で、自社商品・サービスなどを取引先から受注する際に使用したことのある契約手法を図べ手教えてください。（n＝500/複数回答方式）
捺印など判子を使った契約：83％
手書きサインを使った契約：22.8%
口頭での契約：21.4%
電子サインなど電子契約を活用した契約（判子不使用）：17.8％
その他：1.4％
分からない/答えられない：2.4%

判子（捺印）文化は、仕事の生産性にどのような影響を与えていると思いますか。（n＝500/単一回答方式）
生産性をとても下げていると思う：16.6%
どちらかというと生産性を下げていると思う：56％
どちらかというと生産性を上げていると思う：16.4％
生産性をとても上げていると思う：3.4%
仕事で判子をしようすることがない：7.6%

生産性を向上させるために、あなたは判子（捺印）の慣習を無くした方が良いと思いますか？（n＝462/単一回答方式）
無くすべきだと思う：22.3%
どちらかというと無くした方が良いと思う：52.4％
どちらかというと無くした方が良いと思う：16.2％
無くすべきではないと思う：9.1%

あなたの会社で判子(捺印）の慣習を撤廃することは容易だと思いますか？（n＝449/単一回答方式）
とても簡単だと思う：15.4%
どちらかというと簡単だと思う：34.5%
どちらかというと難しいと思う：39.9%
とても難しいと思う：10.2%

あなたの会社で判子（捺印）撤廃のハードルとなっていると感じる要因を全てお答えください。（n＝449/複数回答方式）
取引先の契約方法に従う必要がある：51.4%
法的に有効かどうか心配：30.7%
セキュリティ上の不安がある：30.1%
導入コストなど金銭的な負担が大きい：24.5%
導入手続きのための時間や手間が負担：23.4%
電子契約サービスの導入方法が分からない：15.4%
判子を文化として残したい：12％
新しい手法を導入することに反対する人がいる：10％
特に理由はない/なんとなく：6％
その他：4.5%
阻害する要因はない：7.3%