コロナ禍以降ストレスを感じる機会が増えた人は53.5%

通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川泰一)は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、人々の働き方がどう変化したのか・学びや資格に対する意識がどう移り変わったのかを明らかにすべく、20代~50代の男女430名を対象に意識調査を実施した。調査の結果、コロナ禍を機に資格取得のための勉強を3割以上の人が始めたことが判明。また4割ほどの方がコロナ禍では「ストレスに負けない精神力」が大切と回答し、「withコロナ時代に取得したい資格」1位にも「メンタルヘルス・マネジメント(R)検定」が選ばれた。(プレスリリース

リモートワークの頻度について、2020年4月ごろは、ほぼ毎日リモートワークをしていた方が25.1%、1週間に1日でもリモートワークをしていた方が計55.6%という結果だった。2020年11月では、それぞれ17.7%、47.2%だった。未だ半数近くの方はリモートワークを活用していることが分かった。

リモートワークの実施状況について、企業規模別にみると、現在、1週間に1日でもリモートワークをしている方の割合は、大企業(従業員1000人以上)で働く方は62.4%に対し、従業員99人以下の企業で働く方は31.4%に留まった。

リモートワークを経験者に対して、仕事に使う時間やその質がどう変化したかを質問した。
時間については32.1%の方が仕事に使う時間が増えた、19.5%の方が減った、45.1%の方が変わらないと回答。
仕事の質については、23.2%の方が「仕事の質は上がると思う」、31.7%の方が「仕事の質が下がると思う」、40.7%の方が「仕事の質は変わらないと思う」と回答。

具体的なリモートワークのメリットに関しては、69.5%の方が「通勤時間が不要になる」と回答。以下「好きな場所で暮らせる/働ける」(46.3%)、「私服で働くことができる」(35.8%)と続いた。
一方のデメリットについては、50.8%の方が「同僚とのコミュニケーションが減る」ことを挙げた。以下「プライベートと仕事の境界があいまいになる」(49.2%)、「仕事ができる環境やスペースを自分で整える必要がある」(36.2%)となった。

「今後もリモートワークを続けたいと思うか」という質問については、「続けたい」と答えた方が43.5%、「どちらかというと続けたい」と答えた方が35.0%と、合計78.5%の方がリモートワークの継続を望んでいた。
企業規模別では、「続けたい」もしくは「どちらかというと続けたい」と継続を望んだ人の割合は、大企業(従業員1000人以上)で働く方で85.3%に対し、従業員99人以下の企業で働く方は66.0%に留まった。

「新型コロナウイルスの感染が広がってからとそれ以前を比べて、今の企業・ポジションで働き続けられるか不安になる機会が増えたか」という質問に対しては、「増えた」「やや増えた」と回答した方が計55.8%という結果だった。
「ストレスを感じる機会が増えたか」という質問についても「増えた」「やや増えた」と回答した方が計53.5%と、多くの方が不安を覚えていることが分かった。

続いて「働く企業や働き方を決めるにあたって大切にしたいことは」という質問については、1位「収入」(50.2%)、2位「ワークライフバランス」(40.5%)、3位「休日や残業時間」(37.0%)という順位になった。
「どのような勤務制度や条件を魅力的だと感じますか」についいて、「週休3~4日制」(35.1%)、フレックスタイム制(32.6%)、リモートワーク可能(32.3%)となっていた。

「withコロナ時代、社会で活躍するに際して重要だと思う能力は何か」という質問では、1位「ストレスに負けない精神力」(39.1%)、2位「自分自身で業務をこなすための自己管理能力」(37.0%)、3位「問題を解決するための論理的な思考力」(27.9%)という結果となった。

「働き方が多様化する中、より個人のスキルアップが求められると思いますか」という質問に対しては、47.2%の方が「求められると思う」と回答。「どちらかというと求められると思う」とした方と合わせると、8割以上の方が今後はよりスキルアップが求められると感じていることが分かった。

「withコロナ時代、自宅で過ごす時間が増える中、資格取得に対する意識はどう変化しましたか?」という問いでは、合計で56.0%の方が「今まで以上に必要性を感じるようになった」と回答した。
「新型コロナウイルスの感染が広がって以降、新しく資格を取得しましたか? あるいは、取得のための勉強を始めましたか?」という質問に対しては、勉強を新たに始めた方が計30.9%、勉強をしたいと思っている人を合わせると計61.1%という結果になった。

最後にwithコロナの中で取得すべきだと思う資格について調査を行った。
1位:「メンタルヘルス・マネジメント(R)検定」(14.0%)
2位:「ITパスポート」(13.5%)
3位:「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(13.5%)
4位:「ファイナンシャルプランナー」(11.9%)
5位:「TOEIC(R)テスト」(11.9%)

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