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かかりつけ医・クリニックが患者さんに求めることとは?

医師人材総合サービスを提供する株式会社エムステージ(東京都品川区、代表取締役:杉田雄二)は、2月17日に厚生労働省が新型コロナウイルスに関する医療機関への受診目安を発表したことを受け、「Dr.なび(医師向け転職・アルバイト求人サイト)」登録の医師向けに、アンケート調査『新型コロナウイルス感染拡大。かかりつけ医・クリニックが患者さんに求めることとは?』を実施した。(プレスリリース)
新型肺炎が疑われる患者さんに来院前にやってほしいことは何でしょうか?
来院前に事前に電話する:58%
症状の経過をまとめる:26%
マスク着用など感染予防:8%
その他:8%
逆にやってほしくないことは何でしょうか?
連絡なしの来院:50%
マスク未着用:18%
情報を開示しない(嘘をつく):14%
検査を求めること:7%
解熱剤の服用:3%
その他:8%
新型肺炎が疑われる患者さんのご家族へお願いしたいことは何でしょうか?
外出を控えて、同居でもできる限り接触を避けるといったコメントが多くあった。
新型コロナウイルス感染拡大が予想される中、高齢者、持病(糖尿病、高血圧、心血管疾患)をお持ちの患者さんに特に気を付けてほしいことを、かかりつけ医の立場からご教示ください。
手洗いうがい、マスク着用といった感染予防の徹底に加え、処方薬を飲み忘れのないように確実に服薬することや、不安になりすぎずストレスをためないことなどがあった。
今後、貴病院・貴診療所であらたに対応を予定していることはございますか?
手洗い、うがいなど感染予防の徹底を基に、職場関連イベントの中止やイベントへの参加を控えるよう呼びかけや、投薬日数を伸ばすことで来院患者同士の感染を防ぐなどの対応がみられた。
今後の懸念点など教えてください。
ウイルスの潜伏期間で無症状の患者さんが来院されることで、院内で医療従事者や他の患者さんに感染してしまうことや、電話相談など窓口業務の増加、それに伴う混雑や、そもそもの患者数増加による患者さんの待ち時間の増加などが考えらる。
また、医療従事者へ感染が広がると、病院機能がまわらなくなる可能性も指摘されてた。
その他、現時点で困ったことはありますか?
やはり多かったのは、マスクや消毒液の不足が多く、また検査が手軽にできないこと、検査ができる医療機関が限られていることを知らずに受診される患者さんがいるなどで、対応に困ることがあるという。