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ジェンダーギャップ指数

世界経済フォーラムは、ジェンダーギャップ指数(世界男女格差指数)を発表した。(Global Gender Gap Report 2020)
ジェンダーギャップ指数は、世界153か国の政治、経済、教育、健康の4分野のデータを元に、国別に男女格差を分析した指数のことで、2006年から毎年発表している。
日本の順位は121位で前年は110位だった。過去最低を更新し、主要7か国(G7)の中では最下位だった。
アジアの主要国と比較しても日本の順位の低さが際立った。中国は106位(同103位)、韓国は108位(同115位)という結果だった。
分野別の順位で見ると、「経済」で115位(同117位)、「健康」で40位(同41位)については、昨年からの順位変動はなかったが、大きく順位を下げたのは、「教育」で91位(同65位)、「政治」で144位(同125位)だった。
総合順位の上位は、1位がアイスランド、2位がノルウェー、3位がフィンランド、4位がスウェーデンと、北欧が独占した。
スペインは8位、ドイツは10位、デンマークが14位、フランスが15位、スイスが8位、英国が21位と、欧州各国は上位に多く顔をだしていた。