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外国人部下を持つ日本人上司の意識・実態調査

総合人材サービス、パーソルグループのシンクタンク・コンサルティングファームである株式会社パーソル総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:渋谷和久)は、「外国人部下を持つ日本人上司の意識・実態調査」の結果を発表した。(プレスリリース)
この調査は、外国人雇用が拡大する中、外国人を部下に持つ日本人上司に関する現状や課題を明らかにし、より良いマネジメントに資することを目的に実施したという。
外国人部下に対するマネジメントの困難さ
ノウハウがなく、手探り状態である:30.0%
通常業務が忙しく、外国人材のマネジメントに手が回らない:24.7%
外国人材をうまくマネジメントできていないと思う:22.8%
外国人材のマネジメントは自分には荷が重いと思う:20.0%
これからうまくマネジメントをしていく見通しが立っていない:19.3%
外国人部下に対する想定外のギャップ
自己主張が強かった:46.1%
日本の常識が通じなかった:41.6%
昇給の要求が強かった:40.7%
組織へのロイヤルティが低かった:40.1%
仕事を教えるのに時間がかかった:40.0%
仕事内容に対するこだわりが強く、指示したことをやってくれないこともしばしばある:38.4%
評価に対する不満が強かった:37.3%
コミュニケーションが困難だった:35.7%
協調性がなかった:33.4%
職場でよい人間関係を築けていない(浮いている):31.8%
顧客との間にトラブルが起きた:30.3%
職場内の人間関係にトラブルが起きた:30.2%
日本人上司の離職への影響
外国人部下を持つ日本上司の17.2%が「できれば今すぐにでも辞めたい」と回答。
日本人上司へのサポート
外国人部下を持つ日本人上司が会社から各サポートを受けている割合は2割程度。いずれのサポートも受けていない日本人上司は46.1%にも上る。