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ストレスチェック後、高ストレス者の6割が面談拒否

ニッセイ基礎研究所は、ウェブサイトにて、「ストレスチェック後、高ストレス者が面談を受けない理由」として、アンケート調査をもとにして保険研究部准主任研究員の村松容子氏がまとめたレポートを発表した。(該当ページ)
今回の調査結果によると、過去1年間に、職場からストレスチェックの案内があった被用者は2,960人で、その中から職場でチェックを受けた被用者は、2,572人(男性1631人、女性941人)だった。
受検者全体の10.0%が「高ストレスと評価され、専門家等との面談を勧められた」、12.1%が「高ストレスと評価されたが、面談等は勧められていない」、62.8%が「中または低ストレスと評価された」、15.1%が「覚えていない」と回答。
「高ストレスと評価され、専門家等との面談を勧められた」割合を見ると、男性より女性が高い傾向があった。年齢別では55~64歳が高く、25~54歳は低い結果だった。これは会社の規模とは関係なかった。
「高ストレスと評価され、専門家等との面談を勧められた」と回答した人(258人)が、結果を受けて何か行ったか、については、「何も行わなかった」(61.6%)、他は複数回答で「職場で指定された専門家等と面談を行った」(24.0%)、「自分で病院やカウンセリングに行った」)15.5%)という結果だった。