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職場のストレスは高まり続ける

アメリカのコンサルティング企業コーン・フェリーが「Workplace Stress ・Continues to Mount」という調査結果を発表した。(参考ページ・英語)
この結果によると、仕事で感じるストレスの最大要因は「上司」だった。
回答者のうち何と35%が「上司」と回答したのである。また、80%の回答者は、直属の上司や組織的に上位にいる人の変更は、ストレスに影響するとしていた。
また、この調査では、社員のストレスは、ここ30年間で20%近く上昇していたのである。
なぜ年々ストレスが増加するか、その主な理由の1つとしてテクノロジーが挙げられる。テクノロジーの進化は仕事を失うことの脅威もさることながら、雇用され続けるために、新しいテクノロジーを習得するスキルを身につけなければならないことへのプレッシャーといえる。
個人的なレベルでのストレスについては、以下のような点が挙げられていた。
・職場でのストレスが個人的な人間関係に悪影響を与えたことがある。(76%)
・仕事に関するストレスで眠れなかったことがある。(66%)
・ストレスが多過ぎたことが原因で仕事を辞めたことがある。(16%)
この調査については興味深い点もあり、回答者の79%が、仕事が多すぎるよりも仕事が足りないことの方がストレスが多いと回答している、
74%は、仕事量を減らして報酬を受け取るのではなく、より多くの給料を得れば、より多くの仕事を引き受けることになるとしている。