ワークライフバランス・国内出張についての調査

世界最大級の宿泊予約サイトHotels.com™は、ワークライフバランスと国内出張に関する意識調査を実施し、その現状と課題を明らかにした。(プレスリリース

この調査はインターネット定量調査で、対象は全国の20~65歳の働く男女、計500名で行われた。

日本人の働き方の改善状況
全体の39%が「改善されてきたと思う」と回答。
日本人の働き方に改善の兆しが見えると考えているのは、半数弱という結果だった。また、「会社または自身で実践している制度や取組みがある」と回答したのは64%に及んだ。一方で、まだ取組みが十分ではないと述べたのは61%だった。

国内日帰り出張について
日帰り出張に疲れを感じると回答したのは70%。
日帰り出張をできれば避けたいと回答したのは63%。
さらに、会社が費用を負担してくれる場合には67%の人が延泊をしたいと考えている。これが自費でも57%が延泊をしたいとしている。
延泊する理由は、「余暇を楽しむ時間ができると考え、延泊する」(38%)、「しっかり休息することで生産性を高められるので、延泊する(29%)」などが挙げられていた。

日帰り出張を延泊にした場合のメリットについて
「睡眠時間が確保され、体に無理がない」が48%。
「気分転換に観光ができる」が38%。
未婚・既婚別では、未婚者は「気分転換に観光ができる」が53%で、既婚者は30%だった。逆に既婚者が上回ったのは、「睡眠時間が確保され、体に無理がない」という回答で、未婚者が38%、既婚者は54%だった。延泊のメリットについては、未婚者と既婚者では明確な違いが見られた。

ワークライフバランスについて
「健康的なワークライフバランスを保っている」と回答した人について、国内出張者が25%、出張経験がない人は14%というように差が出た。
また、ワークライフバランス維持のため「実践していることがある」と回答した人については、国内出張者が74%、出張経験なしの人は53%だった。

出張後に楽しみにしていること
国内出張者全体で、「帰宅後のビール」が20%。
性別、未婚・既婚別では、未婚者が「できるだけ早く家に帰ること」で24%、未婚男性に限れば30%。既婚者で14%。

なお、この調査の「国内出張者」とは、「日本国内」での宿泊を伴う出張を直近1年間に3回以上している人のことで、女性の50~65歳だけは、直近1年間に1回以上している人としている。

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