
2018年9月6日未明、北海道胆振地方中東部を震源とする甚大な地震により被災にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を果たされることをお祈りすると同時に被災された皆様が平穏な日々を取り戻せるようお祈り申し上げます。
福利厚生は誰のためのものなのか? 従業員のためのものであることは間違いありません。しかし、最終的には、企業が良い人材を確保するためのものでもあることは、経営者、人事関係のご担当者の方にとっては当たり前のことでしょう。
私が提供している企業アロマは、福利厚生としてみれば決して安いものではありません。それは、単なる福利厚生としての施策を目的としていないためです。
従業員のリフレッシュ、リラックス目的だけではなく、セルフケアの援助をするためのアロマセラピーに加え、メンタルヘルス問題の予防につなげるためのカウンセリングマインドでのクライエントとのコミュニケーションと人事部門に対する産業カウンセラーとしての役割、さらに、企業にとって投資効果を上げるためのソリューション提案をするためのレポートを付加しています。
提供するアロマセラピーは、ホリスティックアプローチにより、一人ひとりの状態に合わせたアロマオイルを選択し、施術を行います。コンサルティングシートという問診票のようなものを事前に記入していただきます。その内容は、既往歴や現在の体に関すること、ライフスタイル、メンタル状況まで幅広く、回答で問題を抱えていそうと思われる場合は、それがどこから来ているのかを様々な角度からお話をしながら確認していきます。香りが発生するものなので、100%の人に受け入れられるものではありませんが、そこには男女差はないことが実績からわかっています。
さて、少ない私の経験からではありますが、人事の方の立場にたったサービスがあっても良いのではないかと感じています。起こってしまったメンタルヘルス問題の対策や、働き方改革のための制度の整備、そして日々の業務に追われ、わかってはいるけど手を出せないことがあると聞いたことがあります。人事の方も従業員であるにも関わらず、何故か、彼らのサポートに対して意識が薄いように思えます。彼らの仕事の一助にもなり会社のメリットにもつなげられるサービスが重要ではないかと考えています。
コラム:舟越美樹
アロマTips
アロマオイル(精油)は、植物の香りだけではなく、私たちの体と心を健やかに導く成分(有機化合物)が多く含まれています。その為、香りを嗅ぐだけでも、その成分は、呼吸や体に塗布することで身体に取り込まれ穏やかに作用します。
キャリアオイルで希釈してマッサージオイルとして使うほか、精製水や粗塩、蜜蝋などの基材を使ってローションや、入浴剤、クリームを作って使うことができます。肌が弱い方は直接身体に触れない、ディフューザーや基材を使ってアロマスプレーにして使用することもできます。香りの強さも、使い方や使う量を調節することで工夫することができます。また、風邪の時の手軽な利用方法として、ティートリーかユーカリグロブルスを熱湯を入れたマグカップに1滴落として、湯気を吸入すると鼻の通りが良くなります。(個人差があります)
舟越美樹さんのコラムは今回で最終回となりますが、企業向けストレスケアサービスについてご関心のある方はこちらまでお気軽にお問い合わせください。
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