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日本で一番の“肩こり県”は?

株式会社メディプラス研究所(本社:東京都渋谷区、代表:恒吉明美)が運営する「オフラボ」では、調査データ「ココロの体力測定」(男女各7万人)の中から高ストレス男性の「疲労」に注目したリリースをした。(リリースPDF)
ストレスレベル(高ストレス者・低ストレス者)別で集計したデータとして、疲労・体の悩みという項目では、高ストレス男性の31.4%が「腰痛」、2位は「首・肩こり」、3位は「眼精疲労、ドライアイ」となっていた。
低ストレス者の割合を高ストレス者が大きく上回っている傾向にあった。
高ストレス者と低ストレス者の比較という観点でフォーカスすると、「慢性的な疲労」が低ストレス者に対して高ストレス者は16.1倍も多いという差が生じた。次に「自律神経の乱れ」が12.6倍だった。
興味深い調査結果としては、都道府県別の「肩こり県ランキング」だ。
1位:奈良県
2位:和歌山県
3位:香川県
4位:三重県
5位:島根県
6位:大阪府
7位:千葉県
8位:福島県
9位:兵庫県
10位:鹿児島県
11位:神奈川県
12位:岩手県
13位:沖縄県
14位:茨城県
15位:愛媛県
1位の奈良県と2位の和歌山県、さらに4位の三重県は隣接した県で、すべて紀伊半島にある。紀伊半島という地理的要素が“肩こり県”を生んでいるとしたら、その原因は何だろうか。
中央構造線と仏像構造線の影響なのか、それとも台風が最も多く通過することが関係するのか、相関関係は謎であるものの、この調査結果はさらなる分析を望みたい。
より広げて上位の県という視点で見ると、近畿・四国・中国地方が“肩こり県”が多いような印象を持つ。
ちなみにこの順位の下位ランク、要するに肩こりが少ない順位についても記載しておく。
47位:富山県
46位:石川県
45位:岐阜県
44位:佐賀県
43位:長野県
42位:新潟県
41位:岡山県
40位:山形県
39位:秋田県
38位:栃木県
富山県と石川県で、北陸の2県が肩こりが少ないことになっているものの、理由は不明。これも北陸と肩こりのない相関関係は研究テーマになるかもしれない。