国連の関連機関がまとめた「世界幸福度報告書」の2018年版が公表された。
この調査は、各国で毎年1,000人程度に質問することで行われている。その質問内容は「今の幸せは0～10の段階でいくつか」というもの。質問は電話やインタビューで聞いたものだった。

国ごとの過去3年の平均値を算出して発表しているもので、今回の発表は15～17年分が対象となっている。

「幸せの内訳」は、
・ 国内総生産（GDP）
・「困った時に頼れる人がいるか」
・「選択の自由があると思うか」
等々の質問に対する回答から、要因の分析も試みている。
　
日本は前回の順位は51位だったが、2018年では54位に後退した。

では、上位にランクインした国はというと、以下のような結果だった。

1位：フィンランド
2位：ノルウェー
3位：デンマーク
4位：アイスランド
5位：スイス
6位：オランダ
7位：カナダ
8位：ニュージーランド
9位：スウェーデン
10位：オーストラリア

上位は北欧諸国が占めているのがわかる。
その他、アメリカは18位、イギリスは19位、韓国は57位、中国は86位という結果だった。