
「求めるチカラのある人が、求められる人になる」
「はた楽サロン」ご愛読者のみなさま、こんにちは。恋愛心理研究所所長、日本初の恋愛カウンセラー、転職・就職相談にもお答えしている安藤房子です。
前回のコラムでは、「進化する人に、チャンスは訪れる」というテーマでお届けいたしました。
今回でこの連載は最終回。「求められる人になるための方法」についてお伝えいたしますね。
仕事も恋も、コミュニケーションの基本は一緒です。
とても単純だけど大切なこと。それを行なえば、うまくいくはずなんですよね。
では、その単純で大切なこととは?
うん。
「発信し続けること」
です。誰にでも笑顔で挨拶をして、「この人といると気持ちいいな」って思ってもらうこと。
そして、より親しくなりたい相手とは連絡先を交換したりランチに誘ったり、「自分から歩み寄ること。
ね。シンプルでしょ?
誰だって、笑顔で挨拶をしてもらったら気持ちいい。
ランチに誘われたら嬉しい。
よっぽど嫌いな相手ではない限り、嫌な思いはしないはずなんです。
でも、このシンプルな方法をとれずに悩んでしまっている人が、意外と多いんですよね。
そして、「できない」という人の場合、仕事も恋もうまくいっていない。
どちらかだけ「上手にコミュニケーションをとっている」なんて人は、滅多に存在しません。
考えてみたら、当たり前のことですよね。
「私」という人間は、今、ここにいる「私、ただひとり」。そして、「私」の性質は、どんなコミュニケーションの場でも出てしまうもの。
だから。
恋愛のコミュニケーションは上手だけど仕事ではイマイチな人は、ほとんどいません。
仕事でうまくいっているのに恋愛はダメダメって人も、まずいません。
まずは、「あなた」が発信源になれるようになりましょう。
たとえば仕事。
困っている人がいたら、あなたから声をかけるのです。
「だいじょうぶ? なにか手伝いましょうか?」
と。
恋愛対象としてときめく相手がいたら、あなたから声をかけるのです。
「うちの近くに、お洒落なイタリアンができたの。よかったら今度一緒に行かない?」
って。
こういうふうに「自分発信」できる人が、仕事でも恋愛でもモテ度がアップしていく。一方、いつまでも「相手が声をかけてくれるのを待つだけ」の人は、チャンスを逃がしていくのです。
「声をかけられない」
という人ほど、プライドが高い人です。
「なんで私から声をかけなきゃいけないの?」
「私に興味を持つ人なら、そっちから声をかけてくるでしょ?」
と。あるいは、こんな人もいますね。
「声をかけて断られたら傷つく。だから自分からは声をかけない」
というタイプ。
いえいえ。それじゃ、ダメなんです。コミュニケーションの基本は、「いつも、私から」。真剣に気持ちを発信しなくちゃ。発信している人だけに、チャンスは訪れるのです。
お高くとまっていたら、ダメ。傷つくことを恐れるのもダメ。そもそも人間関係なんて、先のことなんて誰にもわからない。そこに「飛び込む勇気」、持たなくちゃ。
たった一度の人生です。仕事も恋も、あなたらしく過ごしたいと思いませんか? いつかお婆ちゃんになって、身体が動かなくなって、ベッドの上で「ああ、あれもこれも、もっとこうすればよかったな」なんて後悔したくないと思いませんか?
「私から発信」という勇気さえ持てたら、もう、あなたは大丈夫。仕事も恋も、大丈夫。
どうぞ、今の自分に自信を持ってください。あなたは、ほかの誰にもない魅力を持ち、この世に生まれてきた「ただひとりの人」なのです。その魅力を、どうぞ「発信」してくださいな。あなたの素晴らしい未来のために。
安藤房子でした。
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