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未婚率が高い職種とは

マッチングサービス「Omiai」を運営する株式会社ネットマーケティングは、総務省統計局による「就業構造基本調査(平成24年)」で未婚率が高いとされる職業のデータから、その理由を「不定休・長時間労働」が共通する特徴と分析した。(リリースページ)
職業基本構造調査の結果分析
職種別未婚率(男性:20歳~44歳)
生産工程従事者:10.20%
専門的・技術的職業従事者:8.74%
事務従事者:6.15%
販売従事者:6.13%
技術者:4.71%
一般事務従事者:4.00%
サービス職業従事者:3.94%
職種別未婚率(女性:20歳~44歳)
事務従事者:17.07%
一般事務従事者:12.26%
専門的・技術的職業従事者:10.67%
販売従事者:6.69%
サービス職業従事者:6.56%
商品販売従事者:5.03%
保険医療従事者:4.26%
総務省の職種分類をもとにしているため、リリース記事でも説明と解釈が加えられている。
男性で最も未婚率が高い「生産工程従事者」とは、製品の製造・加工、組立、整備や点検に従事する者となる。イメージ的には町工場で働く人や大手製造メーカーの工場で働く人になり、この職種は労働環境や長時間労働等の問題が懸念されている職種といえる。
女性の1位と2位はどちらも「事務」の従事者だった。この2つの違いは、「事務従事者」が営業や販売事務、経理、運輸や郵便などの広い業界での事務員に対して、「一般事務従事者」は庶務・人事・企画・広報などの仕事に従事する者になっている。
「販売従事者」「サービス職業従事者」「商品販売従事者」「保健医療従事者」は、ショップ店員や不動産仲介業、看護士や介護士、調理人や美容師などと幅広くなり、しかも休日がシフト制や不定休ということが、未婚率が高いと分析されている。