
単行本(ソフトカバー): 235ページ
出版社: 明日香出版社 (2017/10/10)
言語: 日本語
ISBN-10: 4756919294
ISBN-13: 978-4756919298
発売日: 2017/10/10
著者の石川 和男氏は建設会社の総務経理担当部長。
実は、単なる会社員ではなく、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師、税理士としての顔も持っているといいます。
建設会社の勤務は平日のみ。しかも夕方5時までの勤務。
それ以外の肩書に関する仕事はというと、平日は建設会社退社後、あとは土曜日にしていてるとのこと。
平日は残業なし。
と、いうよりも残業してしまうと、他の仕事に影響してしまいます。
建設会社では部長という役職ですから、当然ながら組織のリーダーでもあります。そのため部署そのものがチームとして残業なしにしているということらしいです。
そんな著者による本書では、「残業しないチーム」をつくるために必要な50項目の習慣を明らかにしています。
具体的な部分をひとつあげてみましょう。社内の書類についてです。
著者は、「残業だらけチーム」と「残業しないチーム」は明確に異なるといいます。「残業だらけチーム」は書類をゼロベースからつくり、「残業しないチーム」は既にあるたたき台をベースにするだけ。そもそも企画書や提案書など、提出先が異なっていても中身はほとんど変わらない。すべての相手に「オーダーメイド」は必要ないということです。
内容紹介
ライフワークバランスを充実させ、チーム内に活気をもたらすのが今の働き方の王道です。
「24時間戦ってでも成果を出しなさい」という時代は終わりました。
「残業してでも良いものを」ではなく「限られた時間のなかで成果を出しなさい」に変わってきています。
会社からは「早く帰るように」と通達される会社も増えています。
しかし、だらだらと働いて毎日遅くまで残っている部下、「忙しい」が口癖の自分(リーダー)。
これでは、チームの評価も落としてしまいます。
そこで、
・事務所も机もPCも、頭の中までゴッチャゴチャ。探し物が多い!
・うちのチームは、遅くまで残業する人と早く帰る人に分かれている!
・会議が長い、結論がでない!
・たくさん仕事をしているのに、なぜか残業してしまう!
・部下に覇気がない、ヤル気がない、新入社員の気持ちが分からない!
こんな悩みを解決する50項目の習慣を用意しました。
難しい習慣はありません。
今までやってきたことを少し変えるだけで、残業はなくなります。
内容(「BOOK」データベースより)
「仕事が多くて早く帰ることができない!」「メンバーが毎日遅くまで働いている!」そんな悩みを抱えているリーダー、管理職の皆さんへ。いつもの習慣を少し変えるだけで残業はなくなります!「量」ではなく、「質」で勝負しましょう。
著者について
建設会社総務経理担当部長、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師、税理士と、5つの仕事を掛け持ちするスーパーサラリーマン。
1968年北海道生まれ。埼玉在住。
大学卒業後、建設会社に入社。経理部なのに簿記の知識はゼロ。上司に叱られ怒鳴られて過ごす。
はじめて管理職になったときには、部下に仕事を任せられない、優先順位がつけられない、スケジュール管理ができない、ないない尽くしのダメ上司。
深夜11時まで残業をすることで何とか仕事を終わらせる日々が続く。
体調を崩し、ストレスから体重も1年で10キロ増加。
このままでは人生が駄目になると一念発起。
時間管理やリーダー論のビジネス書を1年で100冊読み、仕事術関係のセミナーを月1回受講するというノルマを課し、良いコンテンツやノウハウを取り入れ、実践することで徐々に残業を減らしていく。
さらに個人だけではなくチームとしても効率的な時間の使い方を研究し、最終的には生産性を下げずに残業しないチーム作りを実現させる。
また空いた時間で、各種資格試験にも挑戦。
働きながら、税理士、宅地建物取引士、建設業経理事務士1級などの資格試験に合格。
建設会社のほか税理士、講師の仕事もはじめる。
建設会社ではプレイングマネージャー、コンサルでは時間管理をアドバイスし、税理士業務では多くの経営者と仕事をし、セミナーでは「生産性向上」や「残業ゼロ」の講師をすることで、残業しないチームの研究を日々続けている。
<著書>
『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』(明日香出版社)、
『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』、
『30代で人生を逆転させる残業ゼロの時間術』(共にCCCメディアハウス)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石川和男
建設会社総務経理担当部長、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師、税理士と、5つの仕事を掛け持ちするスーパーサラリーマン。1968年北海道生まれ。大学卒業後、建設会社に入社。働きながら、税理士、宅地建物取引士、建設業経理事務士1級などの資格試験に合格。建設会社のほか税理士、講師の仕事もはじめる。建設会社ではプレイングマネージャー、コンサルでは時間管理をアドバイスし、税理士業務では多くの経営者と仕事をし、セミナーでは「生産性向上」や「残業ゼロ」の講師をすることで、残業しないチームの研究を日々続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)