
人に話すということはストレス解消にも役立ちます。怒りや辛い気持ち、不安、不満などをため込んでいても解消されないまま放置すれば、いつか爆発してしまったり、他に表現する方法がなく身体に悪影響をもたらすことにもなりかねません。
●人に話すことでの効果
・人に話すことで状況や考えが整理される
・客観的に捉えることができる
・承認の欲求が満たされる
気になっていることを人に話すだけで少し楽な気持ちになったことはありませんか? それは溜め込んでいた感情を人に話すことで整理がつき、その感情を手放していくことができるからです。気づいたことを素直に認めることにより、頭と心の整理がつき、さまざまな感情を手放していくことができるのです。
・話すことは、心を放つこと
・話すことは、しがらみや執着を手放すこと
しがらみや執着心があると心が閉ざされ、硬い表情・硬い考え・硬い身体になっていきます。伸び伸び・活き活きするためには心を放つことが大切です。
●人と話すのが苦手な人
「人とのコミュニケーションが苦手」「愚痴を話す相手もいない」そんな人は感じている気持ちを書き出してみてください。気持ちを書き出して整理するだけでも解消効果があります。
●男女の違い ~ストレスの感じ方・発散方法の違い~
女性はストレスを感じると人に愚痴を話すことで気持ちをリセットしようとします。一般的に女性の方がおしゃべりと言われています。実は女性は沢山話すことでストレスも発散しているのです。
男女の違いは「ウツ病」の事例からも知ることが出来ます。
女性はホルモンバランスなどの影響から、男性よりもうウツになりやすいと言われています。
しかし、「ウツ病の発見が遅い」「自殺してしまうほどに思い詰めている」など深刻なケースは男性の方が多いのです。
「話す=放つ」ことでスッキリして身も心も軽くなれる。こんなに手軽で簡単に解消できるなら、話すしかないですね。「人と話すこと」「会話を持つこと」がストレス解消になることもあるのでコミュニケーション手段がメールやSNSなどが多い人は見直してみてください。