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会社にあったら嬉しい制度

株式会社キャリアインデックス(代表取締役社長 板倉広高)は「会社にあったら嬉しい制度・イベント」についての調査結果を発表した。調査は、過去3年以内に転職経験がある関東在住の有職者を対象に実施したもので、回答者は515人だった。(調査・ランキングページ)
政府が働き方改革が進めている現在、企業側もより心地よく働ける制度を提供することも珍しくなくなっている。また、効果はともかくプレミアムフライデーも今年から始まり、確実に以前とは異なる労働者のための制度が増加しているのは間違いないだろう。
そのような背景をベースにして「会社にあったら嬉しい制度・イベント」について調査した結果が発表された。
総合ランキング
1位:ノー残業デー
2位:昼寝制度
3位:プレミアムフライデー
4位:社内バーカウンター/オフィスキッチン
5位:社員旅行
6位:フリーアドレス
6位:ドレスコード通勤
8位:納会(飲み会/ゲーム/カラオケなど)
9位:アウトドア(ハイキング/バーベキューなど)
10位:ウェルネス関連
1位の「ノー残業デー」が、複数回答で43.1%という結果だった。
2位は「昼寝制度」で32.8%。導入されている企業は多くないどころか、あまり聞き慣れない人も多いかもしれないものの、生産性の向上につながるとの報告もあるようだ。Yahooなどではオフィスに昼寝ができるスペースを設けている。
3位は意外にも「プレミアムフライデー」がランクインしていた。すでに実施されている会社もあると思うが、あまり浸透しているとは言い難い状況を背景として、労働者側から改めて導入希望ということかもしれない。
管理職への意向別ランキングでは、「管理職になりたくない」332名、「管理職になりたい」118名で、それぞれの順位を出している。
管理者になりたくない人のランキング
1位:ノー残業デー
2位:昼寝制度
3位:プレミアムフライデー
4位:社内バーカウンター/オフィスキッチン
5位:ドレスコード通勤
6位:社員旅行
7位:フリーアドレス
8位:納会(飲み会/ゲーム/カラオケなど)
9位:ウェルネス関連
10位:アウトドア(ハイキング/バーベキューなど)
管理者になりたい人のランキング
1位:ノー残業デー
2位:昼寝制度
3位:プレミアムフライデー
4位:フリーアドレス
5位:社員旅行
6位:社内バーカウンター/オフィスキッチン
7位:納会(飲み会/ゲーム/カラオケなど)
8位:誕生日イベント
9位:ドレスコード通勤
10位:アウトドア(ハイキング/バーベキューなど)
極端に大きな差は見られなかったようだが、実は「管理職になりたくない」グループは全体的に得票率が低い結果となった。そのため、5位以下は10%を下回っている。
逆に「管理職になりたい」グループは全体的に得票率が高いという結果となった。また、「フリーアドレス」制度は「なりたくない」グループの7位に対して4位であることかが目立つ。
最後にユニークな制度を取り入れている企業も紹介されていた。
給料日前にサイコロを振ることで出目の数をパーセントにして、給与にプラスされるサイコロ給、社内でライバルを指名して、半年後の社員投票で勝敗を決めるライバル使命制度などを取り入れている株式会社カヤック。
サッカー休暇制度や、オリンピックの際、日本の試合状況にあわせて臨時休暇となる制度を実施してる株式会社ジオコードなど。
かなりユニークな制度が誕生することにより、これからますます働き方が変わっていくのかもしれない。