蒼井凜花コラム~「成功する女性になる」これからの働き方とは~第2回

こんにちは。官能作家兼コラムニストの蒼井です。
前回は、私の簡単な経歴(CA、モデル、六本木のクラブのママ、官能作家)の経緯をお伝えしました。
今回のテーマは「自分の強みを知る、強みを生かして働く」です。
皆さんは「ストレングス・ファインダー(以下SF)」という、自分の強みを知る診断ツールをご存知でしょうか?
SFは米国ギャラップ社が開発したオンライン「才能診断ツール」(有料)で、177問(所要時間30分)の質問に答えることで、自分の強みが導きだされます。強みとは、自分の思考、感情、行動パターンの特徴です。
私がこの診断を知ったのは2013年。クラブのママを辞め、専業作家になろうと決意した年でした。
資質の項目は全部で34つ。内容は、次のようなものになります。
【実行力の資質】責任感、信念、慎重さ、規律性、達成欲、アレンジ、公平性、目標志向、回復志向。
【影響力の資質】社交性、自我、活発性、指令性、コミュニケーション、競争性、最上志向、自己確信。
【人間関係構築力の資質】適応力、共感性、調和性、ポジティブ、運命思考、成長促進、包含、個別化、親密性
【戦略的思考力の資質】学習欲、戦略性、分析思考、原点思考、未来志向、内省、着想、収集心。
私のトップ10は、
1・調和性
2・競争性
3・収集心
4・共感性
5・内省
6・個別化
7・最上志向
8・未来志向
9・信念
10・自我
思えば、CAやクラブママの接客業では、チームワークの輪を乱さない「調和性」、お客さまの気持ちを汲む「共感性」にずいぶん助けられた気がします。2位に「競争性」が来るのは、勝敗にこだわる体育会系出身で、クラブ時代の売り上げ争いが根底にあるからかもしれません。「自我」や「最上志向」も、共感性と調和性が良きクッションとなって、周囲との摩擦を和らげるのです。
自分でも意識せず使っていた強み(才能・知識・スキル)が、このようなところで発揮されていたのかと大変嬉しく思い、さらに強みを伸ばそうという気になりました。
ちなみに、下位の資質は無理に伸ばそうとせず、得意な人に助けてもらうのがSFの基本的な考えです。
近年、SF診断は、多くの企業でも取り入れられつつあります。全社員の資質を出し、配属に生かすばかりではなく、自己理解、他者理解、コミュニケーションツールとして導入されているのです。
もちろん、夫婦や親子間でも使用可能。理想通りの言動がなくともイライラせず、無駄な摩擦が減り、人間関係が良好になるのです。
SFコーチとして活躍される塙英明さんは、こう話します。
「私は介護系の事業所さんへの導入を進めています。人間関係で辞めていく人が多いそうで、お互いの資質を知ることで理解し、認め合う部分も多くなるので効果的です」。
診断方法はふたつ。
・ギャラップ社の日本語サイト
・書籍「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版2.0」
長寿化の進行により、現在20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上生きる確率が50%以上あると言われています。
苦行のように仕事をするのではなく、自分の強みを生かし、幸福を感じながら働いた結果が収入に繋がる――未来の働き方は「市場に提供できる自分の強みを知る」ことから始まるといっても過言ではありません。