
「ひとりドライブ」でストレス度が低くなる!
ホンダアクセスが行った夫婦のカーライフにまつわるアンケート結果があります。
回答者1,000人のうち「1ヶ月に1回以上ひとりドライブをする」と答えた人は26.6%でした。4人に1人は、月1以上のペースでひとりドライブを楽しんでいるという結果でした。
このアンケートはそれだけでなく、ひとりドライブをする層としない層で、それぞれの感じている「ストレス度」の高さも比較しています。
【1ヶ月に1回以上「ひとりドライブ」に行く人】
ストレス度が「低い」と感じる……50.3%
ストレス度が「高い」と感じる……34.2%【1年に1回未満、または行ったことのない人】
ストレス度が「低い」と感じる……25.1%
ストレス度が「高い」と感じる……44.0%
CanCam.jp(ライフスタイル)では、「よくひとりでドライブを楽しむ」という20〜30代の女性たちにひとりドライブのオススメポイントを訊ねる調査もしています。一部引用させて頂きます。
「出発時間、目的地、全部自分の自由です。思い立ってフラッと出かけることもできるし、景色のきれいな場所で停まって楽しむのも自由。気になるお店を見つけて立ち寄るのも自由。誰の許可も要らないのが嬉しい」(20代女性)
「やりたいことや行きたい場所を決めるのはもちろん、運転っていう行為自体が決断の連続。ドライブ中は、ずっと自分と向き合って対話しているようなもの。自分に集中できます」(30代女性)
「運転中は、好きな曲をかけて大声で歌ってます。カラオケと違って、上手に歌えなくても全然気にならない」(20代女性)
「モヤモヤすることがあっても、ドライブ中に思いっきり歌うとスッキリします。車内ならシャウトもし放題です!」(30代女性)
上記のように3つのパターンに分かれたようです。
何もかもが自分の自由! 自分を見つめる時間になる 大声で歌えて気持ちいい
ひとりドライブは、目的地があってもなくても、途中で引き返そうが、少し遠出をしても、誰にも文句を言われることはありません。気ままに行き先を変える自由があります。
同行者がいないので気を遣う必要もありません。開放感を味わえるということでしょう。
また、運転するという行為が、気分を変えることもあります。どんなにモヤモヤした状態でも運転に集中していかなければならないことで、不思議と心に変化があらわれることはよくあります。
この調査結果で興味深かったのは、ひとりドライブでは歌う派が多いということです。これはドライブだけの作用というより、大声で歌うことによるストレス発散も加わっていることになるでしょう。
ただドライブでも逆にストレスが発生することもあるので、その点は要注意かもしれません。
それが渋滞です。
気ままなひとりドライブで時間的制約がなかったり、先を急ぐ理由がなくても渋滞をストレスと感じる人は多いでしょう。
また、最近のクルマは故障が少なくなったとはいえ、可能性がゼロではありません。
ドライブの途中でクルマに異常音が発生したり、警告ランプが光ったり、急に水温系の針が上昇したり、リスクは皆無といえません。
ところがそんなリスクも楽しみのひとつと感じる人もいます。
古い旧車マニアや、まだまだ故障の多いイタリアなどの某メーカーのクルマ愛好家たちは、警告ランプごときでストレスを感じていたら運転できません。