今月22日発売の「週刊新潮」で報じられたことで、一躍、世間の注目の的となった豊田真由子衆院議員（42）。
秘書に対して浴びせた暴言は、テレビやネット上でも公開されたことで、耳を疑うような罵詈雑言、想像を絶するような独特の節にのせて歌う様子に話題沸騰となりました。

ミスをした部下への叱責とはいうものの、あまりに限度を超えた行動といえますが、実は職場でも起こっていたのです。
もちろん、被害者は林部長です。

役員会

先月のあまりに落ち込んだ業績について、緊急の役員会が開かれました。
業績悪化に最も関係した林部長は当然ながら被告扱いで呼ばれています。

豊岡専務は社長の横の席で、早速、林部長への叱責が始まります。徐々に激高してきて、完全にキレた状態にまで達します。

「違うだろ！」

先月、社長の経費削減指令に対して、林部長は広告費まで削減して売上を大幅に落としていましました。これに対する怒り爆発です。

「経費削減と広告費削減は違うだろ！　お前はそれでも部長か！」

まだまだ豊岡専務の怒りは静まりません。

「この ハゲーッ!!　バカか！」

林部長は何も答えられず俯くだけです。

林部長の席

ようやく役員会から解放され、自分の席へと林部長は戻りました。

目がうつろです。

「はぁ～、どこかに行きたいなぁ～」
「お腹すいたなぁ～」

声には出さず、心の中で呟く林部長の姿を見て、周囲の社員たちはヒソヒソ話をしています。

「最近、部長、うつっぽくないですか？」