社員の2人に1人が自分の評価が低いと思っている!

人事評価クラウド型運用おせっかいサービス「ゼッタイ!評価®」を提供する株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋恭介)のプレスリリースで、人事評価の悩み・課題に関するインターネット調査の結果が公表された。

調査方法は株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施された。このアイリサーチ登録モニターの中で、従業員300名未満の会社で、人事に関わることがある会社経営者もしくは、人事に関わることがある人事担当者もしくは、人事評価を受ける立場の従業員男女20歳~69歳を対象とした。
有効回答数は1200人で、内訳は会社経営者:400名、人事担当者:400名、従業員:400名だった。
実施日は今年の年3月10日(金)~3月14日だった。

まず、会社の制度と待遇についてだが、従業員である自分の評価について「評価が低いと思う」「まあ低いと思う」と回答した人の合計が50.6%で、従業員の2人に1人が自分の評価が低いと思っているという結果だった。

会社の制度や待遇についての不満については、最も多かったのが「評価または評価制度のわかりやすさ」(75.5%)。次に「給料や報酬」(71.0%)、「人事評価」(67.3%)と続いた。
不満点について、「給料や報酬」より「評価または評価制度のわかりやすさ」を上回ったということは、給料や報酬そのものよりも、それらを決定する評価制度や社内の仕組み等を問題であると考えているのかもしれない。

評価者の悩みと課題では、人事評価と給与の連動については、従業員の8割以上が「連動していない」・「わからない」と回答した。また、人事評価を行う際の悩みは「評価と報酬の関連性が持てていない」が42.0%でトップ、次に「評価者による甘辛の評価が出てしまう」、「人事評価の尺度が定められていないため、評価しづらい」の順になった。

部下への評価については、評価する側の人間の約3割が「部下に正当な評価ができていない」と回答した。では、部下を正当に評価するために必要だと思うことはという問いについては、「上司としてのキャリア」と「評価する基準値」が85.6%でトップだった。

会社経営者では、正当な評価をするために必要だと思うことに対して、「上司としてのキャリア」が92.8%で最も多かった。しかし評価者と従業員では「評価する基準値」が最多の回答になっていることから、会社経営者との認識の差が浮彫りになっている。客観的な基準が必要だと考えている従業員に対して、経営者の独自のキャリアは通用しないということだろう。

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千葉麗子

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