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改正労働安全衛生法
労働安全衛生法の改正(平成26年6月25日公布)
この改正は、厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課産業保健支援室の資料によると、「化学物質による健康被害が問題となった胆管がん事案の発生や、精神障害を原因とする労災認定件数の増加など、最近の社会情勢の変化や労働災害の動向に即応し、労働者の安全と健康の確保対策を一層充実するための改正」となっている。
この改正は7つの項目に分けられている。
1. 化学物質のリスクアセスメントの実施
2. ストレスチェック及び面接指導の実施
3. 受動喫煙防止措置の努力義務
4. 重大な労働災害を繰り返す企業への対応
5. 第88条第1項に基づく届出の廃止
6. 電動ファン付呼吸用保護具の型式検定
7. 外国に立地する検査機関の登録
上記で 2 の「ストレスチェック及び面接指導の実施」については、初めてストレスチェックの実施等が事業者の義務となった。
労働者のメンタルヘルス不調の未然防止、労働者自身のストレスへの気づきを促す、ストレスの原因となる職場環境の改善につなげることが目的となっている。