職場の「創造性」・日本は先進6カ国で最下位

オフィス家具メーカーのスチールケース・インクは、「職場における創造性」に関する調査結果を発表した。この調査はオンラインで実施したもので、回答を得たのは、フランス、ドイツ、日本、スペイン、英国、米国の有職者4802人からだった。

まず、創造性という言葉の定義について。
1位:「問題解決」(61%)
2位:「自分を表現する」(44%)
3位:「アイディアを提案」(43%)
ちなみに「芸術的才能」という回答は40%だった。

職場で創造性を求められる頻度については、「毎日または週に1回程度」という回答が74%だった。
創造性を求められる機会はないとの回答は14%だった。

これを国別で比較すると、日本の低さが目立つ結果となってしまった。
「毎日または週に1回程度」で創造性を発揮しているという回答について、ドイツは83%、米国は82%と高く、日本はわずかに54%で最下位だった。
当然ながら逆の回答、「創造性を発揮する必要がない」という回答については、日本が22%で最多だった。

他で日本が他国より回答数の多かった質問項目では、「創造性の応用力」が22%、「スペース」が25%、「上司」が22%、「同僚」が12%という各項目だった。このことから、日本の場合は、仕事を遂行する上で上司の許可が必要というパターンが多く、自己裁量権が少ないということが伺える。そのため他国と比較して「創造性」を発揮するチャンスが少ないといえるのかもしれない。

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千葉麗子

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