働く女性の更年期対策、エストロゲン減少に骨粗鬆症にも注意!

30代後半からの約10年は、働く女性にとって注意すべき時期に突入する。
更年期に進む前段階から不調になるケースが増加し、仕事と家庭の両立もままならない状況に陥る危険性を秘めている。

女性ホルモン補充治療は乳がん増加?

更年期障害に対して女性ホルモンを補充する治療法があるが、アメリカの研究班が、この治療法の効果を臨床試験の長期追跡データから調べたことが、医学誌「JAMA」に報告された。この調査は主にホルモン補充療法によって死亡率に影響がないかを検討するものだった。

この研究は2件の臨床試験の参加者をさらに追跡したデータを解析したもので、まず1件の試験では、16,608人の対象者が2グループに分けられた。実際にホルモン補充療法をしたグループ(8,506人)と有効成分のない偽薬を使用するグループ(8,102人)。ホルモン補充療法は研究開始当時によく使われていた結合型ウマエストロゲン(CEE)とメドロキシプロゲステロン酢酸エステル(MPA)を使用したが、CEE+MPAの研究は、ホルモン療法により乳がんが増えたことから中止された。ホルモン療法の期間は対象者の半数で5.6年以上だった。

もう1件の試験では、10,739人をCEEを使用するグループ(5,310人)と偽薬を使用するグループ(5,429人)に分けた。CEEの研究は、ホルモン療法により脳卒中が増えたことから中止された。ホルモン療法の期間は対象者の半数で7.2年以上だった。

この2件の試験は、中止後も参加者は追跡され、2014年までの約18年分のデータが記録された。

後期追跡データを解析したところ、死亡率という点からはCEEのグループも、CEE+MPAのグループも偽薬のグループと差がなかった。この結果からホルモン補充の治療法が安全といえるかどうかは、実は難しいところだ。なぜなら死に至る率で比較しただけなので、ホルモン補充療法が乳がんに影響したのは事実であるし、短期間では影響が小さいとはいええるものの、深刻なリスクも伴う可能性も捨てきれないからだ。そういう意味で、ホルモン補充療法による影響は決して無視できるレベルではないことがいえる。

更年期障害だけではない骨粗鬆症リスク!

では、そもそもどの時期から女性が更年期と認識するのか。

民間企業のデータであるが、40歳を過ぎると自覚症状が現れだすようだ。
実は30代後半からエストロゲンが徐々に減り始め、更年期に急減するといわれていることから、自覚症状の時期には、ストレスや寝不足などの影響を受けやすくなったり、月経も不順になりがちだったりしていると考えられる。

このエストロゲンこそが、骨や血管を強くしたり、肌の潤いやハリを保ったりして女性の健康と若々しさに貢献しているもので、これが減少することこそが更年期の不調を吹き起こす原因といえる。
骨にも影響を与えるものなので、骨粗鬆症にも気をつけないとならない時期にもなる。
骨粗鬆症は骨の強度が低下することで、骨折しやすくなる骨の病気で、ひどい場合は、くしゃみをしただけの衝撃や、つまずいただけでも、骨折してしまうことがありえる。いずれは介護が必要になるほどまでに発展する危険性もありながら、自覚症状がないことが多いため、日常生活で細やかなチェックを必要とする。

このような実情からすると、更年期対策だけでなく骨粗鬆症対策をあわせもつ栄養成分を摂取することが、最も重要といえるかもしれない。ホルモン補充療法や医薬品の副作用リスクも考慮すれば、栄養成分での対策が望ましいだろう。

更年期+骨粗鬆症対策の栄養成分とは

女性特有のからだの「変化」「不調」を支えるため、ホルモンバランスと骨の形成に必要な栄養素を考えると、代表的なものとしては、大豆イソフラボン小林HMBカルシウムが最適といえるだろう。
大豆イソフラボン
更年期は女性ホルモンのひとつ、「エストロゲン」の分泌量が急激に減ることでホルモンバランスが乱れ、様々な症状が現れる。大豆イソフラボンは「植物エストロゲン」と呼ばれ、女性の健康だけでなく美容にも良いとされる成分。


小林HMBカルシウム
加齢により「骨」や「関節」、「筋肉」といった運動器が衰えて「立つ」「歩く」といった動作が困難になり、要介護や寝たきりになること、またはそのリスクが高い状態、いわゆるロコモティブシンドローム(ロコモ)、サルペニア対策に小林HMBCaが重要な成分。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年度版)策定検討会報告書」(P380-381)において、HMBカルシウムをサプリメントして補給する介入試験例が取り上げられ、高齢者のサルコペニア対策への有用性が紹介されている。

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに構造が近く、似た働きが期待でき、小林HMBCaは筋肉のフォウ性を促すアミノ酸代謝産物。
その他には、日本山人参などは、別名ヒュウガトウキといい、血圧を下げ、免疫力を高める健康茶のの原料でもあるので、これにも注目だろう。また、プラセンタ、レスベラトロール、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2などの成分により、エストロゲン減少に対処するとともに、忘れてはいけないのは骨粗鬆症リスクにも目を向けることだ。

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